2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

出逢った事のないものに出逢う事が私の仕事です。

絵かきの描く絵は風景を描くのも、人を描くのも本物よりももっともらしく画面の上で再構築することで、絵画になります。至極計算されたものです。私は、しかし、事物を画面に起こす再構築よりも画面の上で起こるエレメントの響き合い(再構築)に興味がありま…

こども。

一児の母である妹が昨日、父に質問していた事には、「どうしてこどもを3人も生み、育てられたのか」と。 それに対する父の応えは「勢いと流れだ」と。 「それしかない。するしかないんだから」だそうだ。妹は笑っていた。簡潔で印象的な応えだった。姪っ子は…

おばあちゃん。

11月14日、父方の祖母が他界しました。今年の2月14日に先立った祖父と同じく14日に逝き、 16、17日お通夜、お葬式と終え、お別れをしました。おじいちゃんがお迎えに着たのかとても安らかに息を引き取ったそうで、会いに行ったときには苦しげな…

幸せを掴む事への罪悪感

苦労自慢も幸せのうち。 それで勇気づく人がいない限りは文句言ってないで、前向きに頑張りましょ! と思いました。 幸福が降って湧く様な人生で、何か不幸を負わせないと気が済まないとしても、 まずは全部揃えて見てから もっと磨くことで貢献する道を探し…

親知らず

血を吐いている様だ。病棟の白いシーツに真っ赤な血。身体を縫合される感触。 上の親知らず二つを抜く時は、どちらもしゃこしゃこと耳元近くに聞こえる音までが心地よく、歯の抜ける小刻みの振動に、それまでの恐怖心も抜けて どんどん 経験したいほどだった…

14ー15日、16日へ。

一難去ってまた一難。難が重ならなかった事に感謝。 まだ、顎周りにテーピングの感触が残っている。 施術を受け病棟で休んでいたその日、父方の祖母が安らかに自宅で息を引き取った様だ。今年二月にみまかった祖母の夫の祖父と同じ、14日の事である。翌日、 …

頭と身体を柔らかくするプロジェクト

コトコト煮込むように身体を 透明な追憶に浸してみる。身体を伸ばして 虻/アブが傘に止まっているのを観察する。 虻/アブは蠅/ハエにも蜂/ハチにも似ている。 頭と頭を何処まで近づけれるか。大きく実った柿が目の前にぶら下がる。手を伸ばせばもぎ取れる柿…

11/8 栄誉に

11/7、オバマ氏の再選決定と、吉田沙保里選手の国民栄誉賞授与がありましたがとても喜ばしいですね。永く継続出来る機会に恵まれるというのは先ずはラッキーなんだと思います。おんなじ名前の栄光に輝くヒトの栄誉にお祝いと誓いを。私は私で小さく戦い…