おばあちゃん。

11月14日、父方の祖母が他界しました。今年の2月14日に先立った祖父と同じく14日に逝き、
16、17日お通夜、お葬式と終え、お別れをしました。おじいちゃんがお迎えに着たのかとても安らかに息を引き取ったそうで、会いに行ったときには苦しげな表情の残らない綺麗な顔をしていました。
その祖父が亡くなった際に描いて、棺に入れ燃やしてもらったのと同時期に用意しておいたペアの折り鶴の絵を、
今回も棺に入れてもらいました。こんなに早く使う事になるとは思わなかったけれど、
一緒の方がいいだろうと思って描いていたものです。今度も焼いたお骨の上にはエメラルドグリーンが浮かんでいました。
お葬式のあと、本家のおじさんが「おやじと一緒に飛んで行ったわ、ありがとう」といってくれたのが、
それが私の願望でもありそうあってほしいと思うから、本当に嬉しかったです。
祖母は昭和の母の姿そのものであり、父を生んでくれたことに感謝です。
素敵な夫婦像を最期まで見せてくれた、祖父と祖母の夫婦愛にも感謝です。


いままで、ありがとうございました。

左が2月に祖父の棺に入れた絵、右が今回祖母の棺に入れた絵。